「電子透かし」と「タイムスタンプによるセキュリティー

JFNでは、映像コンテンツを流通させるうえで、必要なセキュリティーについて研究・実験をしています。本サイトで公開している一部のコンテンツは、こうした技術によって保護されています。

例えばこんなことが起こっても大丈夫 !

インターネットで映像コンテンツを配信する場合に起こりえる様々なトラブルを、過去実際にあったケース、または今後起こりえるケースを想定し、その対応を考えてみました。

例) 自分の作品を第三者が自分のものと偽って公開してしまっ た。

映像作品の全てのフレームには「電子透かし」と呼ばれる見えない情報が埋め込まれているので、それをもとに発見することができます。

例) 自分の作品を加工されて利用されてしまった 。

「電子透かし」は加工しても消えません。ちゃんと自分の作品であることを証明してくれます。

例) 他の映像制作者に「私の作品の模倣作品だ!」と訴えられてしまった。

「タイムスタンプ」によって、任意の時間(例えば作品を制作した時間)に、その作品が存在していたことを保証できます。無駄なトラブルから身を守ってくれます。

例) 自分の作品を再編集・改竄(全て作品内の素材を用いて)されてしまった。

「電子透かし」により自分の作品であったことを証明するとともに、「タイムスタンプ」によりシナリオ(タイムライン)も保証することが出来ます(オリジナルを完全に保証)。

動画コンテンツの流通に必要なセキュリティーとは?

映像コンテンツの配信については、コピーされないように、様々な技術が開発されています。しかし、現時点で、完全にコピーガードをかけることは難しい状況です。そこで、JFNはあえて、コピーされて流通する可能性もあると考え、もともとの映像コンテンツの著作権の所在、制作日時、原本保証を明らかにできる技術を使用しております。
制作者にとって最も重要なのは、自分が作った作品であることを証明できる“著作権の証明”です。それから作品の部分使用など“不正改竄”や“盗用”も大きな問題です。
自分の著作権利を守るだけでなく、逆に身に覚えのない著作権侵害で訴えられた場合も想定でき、そうした場合、自分の潔白を証明する必要もあるのです。(平成16年1月施行の著作権法改正では、訴訟された側は、自分の潔白を具体的に明示することを義務化されました。)

そこで考えだされたのが「電子透かし」と「タイムスタンプ」を組み合わせた、セキュリティーなのです。

「電子透かし」とは?

  • 普通には見えない情報をコンテンツの中に埋め込む技術です。
  • 映像作品の全てのフレームに電子透かしを埋め込むことが出来ます。
  • プリントスクリーン(静止画の切り出し)、拡大・縮小、コピー、などを行っても透かしは消えません。
  • 必要な人が必要なときにだけ電子透かしを取り出すことができるので、コンテンツを流通した場合の
    タグになります。

「タイムスタンプ」とは?

  • ネット上の尺度である時刻を利用した電子データの存在証明をする技術です。
  • 電子データをその瞬間の時刻情報で留めるため、その後の改竄ができません。
  • タイムスタンプを施すことで、そのコンテンツがある時刻以前に存在していたことを証明できます。

JFNでは、この2つの技術を組み合わせることで、それぞれの技術の弱点をカバーした、映像コンテンツの流通に適した最新のセキュリティー技術を実験しているのです。

技術についての詳細は ・・・

「電子透かし」について  (株)シーフォーテクノロジー
「タイムスタンプ」についてセイコーインスツルメンツ(株)

*本実験は JFN と タイムビジネス推進協議会 との共同実験です。
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